デジタル大辞泉
「琴瑟」の意味・読み・例文・類語
きん‐しつ【琴×瑟】
1 琴と瑟(大琴)。
2 むつまじい夫婦仲のたとえ。「琴瑟の交わり」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
きん‐しつ【琴瑟】
〘名〙 (「瑟」は大琴のこと)
① 琴と瑟。
※
懐風藻(751)
侍宴〈大石王〉「琴瑟設
二仙籞
一。文酒啓
二水浜
一」 〔
書経‐益稷〕
※
吾輩は猫である(1905‐06)〈
夏目漱石〉五「必ず
満身の愛を捧げて琴瑟調和の実を挙げらるるに
相違ない」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「琴瑟」の読み・字形・画数・意味
【琴瑟】きんしつ
琴と瑟。音の相和するをいう。また、夫婦の相親しむをいう。〔詩、周南、関雎〕窈窕(えうてう)たる淑女は 琴瑟之れを友(した)しむ字通「琴」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報