生野街道(読み)いくのかいどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生野街道」の意味・わかりやすい解説

生野街道
いくのかいどう

兵庫県姫路市と生野鉱山を結ぶ市川沿いの街道但馬街道ともいう。9世紀の初め生野銀山が発見されて以来鉱石運搬路となり,江戸時代には生野の南,北両出口に番所が置かれた。 1895年国鉄播但線の開通で輸送路としての役割は終わった。第2次世界大戦後は国道 312号線として復活バイパスの播但連絡道路が姫路バイパスから朝来市まで通じている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android