田熊 常吉(読み)タクマ ツネキチ

20世紀日本人名事典 「田熊 常吉」の解説

田熊 常吉
タクマ ツネキチ

明治〜昭和期の発明家 タクマ創立者。



生年
明治5年2月8日(1872年)

没年
昭和28(1953)年12月22日

出生地
鳥取県東伯郡大誠村東園(現・大栄町)

経歴
表具師の家に生まれ、私塾に学び、さまざまな職業を経て、32歳の時神戸で材木商を営む。製材用動力に困ったことから、明治44年ボイラー改良着手、大正2年水管式ボイラー(タクマ式ボイラー)の特許を得た。のち汽車製造会社で工業化され、外国製ボイラーを駆逐、以後改良が加えられ、昭和4年東京での万国工業会議では世界最高のボイラーと評価された。のちさらに小型の「つねきちボイラー」を発明、11年田熊常吉研究所、13年田熊汽罐製造(現・タクマ)を設立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「田熊 常吉」の解説

田熊 常吉 (たくま つねきち)

生年月日:1872年2月8日
明治時代-昭和時代の発明家;実業家
1953年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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