矜式(読み)キョウショク

デジタル大辞泉 「矜式」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょく【×式】

[名](スル)つつしんで手本にすること。
「其徳義名誉一郷の―する所となりて」〈山県有朋・軍人訓誡〉

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精選版 日本国語大辞典 「矜式」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょく【矜式】

〘名〙 (「式」は、のっとる意) つつしんで手本とすること。
※古学先生文集(17C後頃)一「冀公之実徳実材、永赫著于後世而学者亦有矜式」 〔孟子‐公孫丑・下〕

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普及版 字通 「矜式」の読み・字形・画数・意味

【矜式】きようしよく

つつしんで模範とする。〔孟子、公孫丑下〕我、中國(国中)にして孟子に室を授け、弟子ふに鍾(ばんしよう)を以てし、~國人をして皆矜式するらしめんと欲す。子盍(なん)ぞ我が爲に之れを言はざる。

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