節小袖(読み)セチコソデ

デジタル大辞泉 「節小袖」の意味・読み・例文・類語

せち‐こそで【節小袖】

正月の節振る舞いに着用する小袖。せつこそで。せちごろも。 新年》

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精選版 日本国語大辞典 「節小袖」の意味・読み・例文・類語

せち‐こそで【節小袖】

[1] 正月の節振舞(せちぶるまい)に着用する小袖。せつこそで。せちごろも。《季・新年》
四河入海(17C前)三「家人の妻子どもが、めでたうせち小袖をめさいではと云て」
[2] 長唄。二世杵屋(きねや)勝三郎作曲。嘉永五年(一八五二)正月初演。結婚の御祝儀曲で、しめなわ、門松七福神など新春風物をうたい込んだもの。

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