紀陽銀行[株](読み)きようぎんこう

百科事典マイペディア 「紀陽銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

紀陽銀行[株]【きようぎんこう】

和歌山県を地盤とする地銀中位行で,大阪にも積極的に進出している。1878年第四十三国立銀行が創業(1896年四十三銀行に改称)。1895年同行関係者により紀伊貯蓄銀行が設立。1922年普通銀行転換とともに現社名に改称。1930年四十三銀行が経営危機に陥り,紀陽銀行など6行に分割買収。〈一県一行主義政策に従い,次々と県下の銀行を吸収合併・買収。1945年県下唯一の普通銀行となる。2006年10月和歌山銀行と合併。本店和歌山市。2011年資本金583億円,2011年3月期経常収益872億円。売上構成(%)は,中小企業等向け77,住宅・消費者向け35。

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