精選版 日本国語大辞典 「総総・房房」の意味・読み・例文・類語
ふさ‐ふさ【総総・房房】
〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 多く集まって垂れ下がるさまを表わす語。
※浜松中納言(11C中)二「御ぐしのふさふさと短うて、ゆらめきかかりたる」
② 多くてあふれるさま、ひきしまらないでゆとりがあるさまを表わす語。たくさん。
※類従本讚岐典侍(1108頃)下「我着たる物の色あひ、雪の匂ひふさふさとこそめでたさに」
ふさふさ‐し・い【総総・房房】
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