脛高(読み)ハギダカ

デジタル大辞泉 「脛高」の意味・読み・例文・類語

はぎ‐だか【×脛高】

[名]茶入れなどで、うわぐすり上部でとまり、素地きじが広く露出しているもの。
[形動ナリ]衣服の丈が短く、すねの上まで現れているさま。
高野檜笠かうやひがさに―なる黒衣くろころも着て」〈沙石集・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脛高」の意味・読み・例文・類語

はぎ‐だか【脛高】

[1] 〘形動〙 衣の丈(たけ)が短く脛の高い部分まであらわになっているさま。
※米沢本沙石集(1283)一「高野ひかさにはぎだかなる黒衣着て」
[2] 〘名〙 茶入などの釉(うわぐすり)が高くとまって素地をあらわしたもの。

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