舌の根の乾かぬうち(読み)シタノネノカワカヌウチ

デジタル大辞泉 「舌の根の乾かぬうち」の意味・読み・例文・類語

したかわかぬうち

言葉を言い終わるか終わらないうち前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「舌の根の乾かぬうちに、もううそをつく」
[補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「舌のの乾かぬうちに」と「舌のの乾かぬうちに」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成18年度調査平成30年度調査
舌の根の乾かぬうちに
本来の言い方とされる)
53.2パーセント60.4パーセント
舌の先の乾かぬうちに
(本来の言い方ではない)
28.1パーセント24.4パーセント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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