落度(読み)オチド

デジタル大辞泉 「落度」の意味・読み・例文・類語

おち‐ど〔おち‐|ヲチ‐〕【落(ち)度/越度】

《「おつど(越度)」の音変化》手落ち。あやまち。過失。「手続き上に―があった」「当方の―を認める」
[類語]過失粗相不手際過誤手違い

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普及版 字通 「落度」の読み・字形・画数・意味

【落度】らくたく

不遇。

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世界大百科事典(旧版)内の落度の言及

【越度】より

…前近代の法律語。〈おちど〉ともいい,江戸時代には〈落度〉とも書いた。(1)律令用語としては,養老律の衛禁律(えごんりつ)に定められた関津以外の,通行禁止の場所を通過するのを越度といい,越度には私度(通行証なしに関津を通る)の罪に一等を加えるという規定があり,また越度未遂の罪,馬牛を率いて越度する罪なども定められた。…

※「落度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」