蛇目傘(読み)じゃのめがさ

精選版 日本国語大辞典 「蛇目傘」の意味・読み・例文・類語

じゃのめ‐がさ【蛇目傘】

〘名〙 傘の表面を張った紙に、石突中心として、蛇の目のように中を白く、周辺を黒・紺・赤などで太く輪状に塗った雨傘江戸時代から広く用いられた。じゃのめのからかさ。じゃのめ。
浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四「悪鬼共が蛇の目傘、町一杯に肩肘厳つがましく表より」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android