螺旋(螺線)(読み)らせん

百科事典マイペディア 「螺旋(螺線)」の意味・わかりやすい解説

螺旋(螺線)【らせん】

(1)渦巻線とも。極座標でr=f(θ)(fは単調連続関数)と表される平面曲線。r=aθ(aは正の定数)で表されるアルキメデスの螺線,r=ke(a/)θの対数螺線,r=a/θの双曲螺線等がある。(2)つるまき線とも。直円柱側面に含まれる空間曲線で円柱の母線と一定角度で交わるものを常螺旋という。tを媒介変数としてx=acos t,y=asin t,z=bt(a,bは定数)で表される。

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