西施の顰に倣う(読み)せいしのひそみにならう

精選版 日本国語大辞典 「西施の顰に倣う」の意味・読み・例文・類語

せいし【西施】 の 顰(ひそみ)に倣(なら)

(美人西施が胸を病みしばしば顔をしかめたのを、それを見た醜女が、自分も顔をしかめれば美しく見えるかと思い、まねをしたという「荘子天運」の故事から) むやみに人のまねをして、世間物笑いになることのたとえ。また、人にならって事をする場合に謙遜していう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android