詼諧(読み)カイカイ

デジタル大辞泉 「詼諧」の意味・読み・例文・類語

かい‐かい〔クワイ‐〕【×詼諧】

こっけいな言動をしてふざけること。おどけ。諧謔かいぎゃく
目前の滑稽に、僕が拙作の―を潤色なしたれば」〈魯文西洋道中膝栗毛

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精選版 日本国語大辞典 「詼諧」の意味・読み・例文・類語

かい‐かい クヮイ‥【詼諧】

〘名〙 おどけ、ふざけること。また、そのもの。おどけ。諧謔
※六如庵詩鈔‐二編(1797)五・甲寅中秋〈略〉泛舟遊巨椋湖各賦「一士千金況多士、酔語詼諧情何窮」 〔夏侯湛‐東方朔画像賛〕

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普及版 字通 「詼諧」の読み・字形・画数・意味

【詼諧】かい(くわい)かい

おどけ。諧謔。晋・夏侯湛〔東方朔画賛〕は以て久しく安かるべからず。故に詼諧して、以て容れられんことを取る。

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