デジタル大辞泉 「辛く」の意味・読み・例文・類語 からく【辛く】 [副]《形容詞「からし」の連用形から》1 やっと。かろうじて。「かの御子だに見給ふべきが侍らざりしかばなむ、―求めて物せし」〈宇津保・菊の宴〉2 必死に。一心に。「―神仏を祈りてこの水門みとを渡りぬ」〈土佐〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「辛く」の意味・読み・例文・類語 つらけ‐く【辛く】 (形容詞「つらし」のク語法) つらいこと。心に耐えがたい苦痛を感じること。※万葉(8C後)五・八九七「世の中の うけく都良計久(ツラケク) いとのきて 痛き傷には から塩を そそくちふがごとく」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報