通貫(読み)ツウカン

デジタル大辞泉 「通貫」の意味・読み・例文・類語

つう‐かん〔‐クワン〕【通貫】

[名](スル)つらぬきとおすこと。また、物事に広く通じていること。貫通
「曽つて万古を―したるこの活眼も」〈透谷楚囚之詩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「通貫」の意味・読み・例文・類語

つう‐かん ‥クヮン【通貫】

〘名〙 貫きとおすこと。また、広く通ずること。貫通。
※無難禅師仮名法語(1670‐76頃)下「我道一以通之とのたまふ心は天地に通貫すと云ふことなり」 〔驂鸞録〕

とおし‐ぬき とほし‥【通貫】

〘名〙 柱、または束を何本かつらぬいている横材。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「通貫」の読み・字形・画数・意味

【通貫】つうかん

貫く。

字通「通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報