デジタル大辞泉
「活眼」の意味・読み・例文・類語
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かつ‐がん クヮツ‥【活眼】
〘名〙
① 生きた眼。物の道理を見抜く見識。物事を見抜く能力。〔新令字解(1868)〕
※改正増補和英語林集成(1886)「Kwatsugan(クヮツガン) ヲ モッテ ミヌク」
※
坊っちゃん(1906)〈
夏目漱石〉七「へえ、活眼だね。どうして、睨
(ね)らんどるんですか」
②
端渓の硯
(すずり)のうち、眼
(がん)に
斑点のあるもの。鴝鵒眼
(くよくがん)。
※
随筆・北窓瑣談(1829)後「唐土の
硯石は、眼
(がん)と云事有りて、石に星の有るを珍重す。眼にも死眼、活眼
(クヮツガン)、
涙眼などいふ事有りて、星に
光沢有り」 〔李之彦‐
硯譜〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「活眼」の読み・字形・画数・意味
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