鄙振り(読み)ヒナブリ

デジタル大辞泉 「鄙振り」の意味・読み・例文・類語

ひな‐ぶり【×鄙振り/夷曲/×夷振り】

田舎めいていること。また、そのもの。
上代歌謡の一。地方の歌が宮廷に取り入れられ、大歌になったもので、その歌詞から名づけられたものらしい。
狂歌のこと。
「きさまも―の一首もよむじゃあねえか」〈魯文西洋道中膝栗毛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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