青砥(読み)アオト

デジタル大辞泉 「青砥」の意味・読み・例文・類語

あお‐と〔あを‐〕【青×砥】

色が青く、きめの細かい粘板岩で作った砥石といし。中研ぎに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青砥」の意味・読み・例文・類語

あお‐と あを‥【青砥】

〘名〙 砥石(といし)一種石質の細かい粘板岩から作られ、青みを帯びる。はじめにとぐ粗砥(あらと)と、仕上げ用の真砥(まと)との間に用いられる。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

あおと あをと【青砥】

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世界大百科事典(旧版)内の青砥の言及

【といし(砥石)】より

…砥粒の大きさ,といしの硬さともに中位のものである。代表的な中砥として,青砥(京都府産),沼田砥(群馬県沼田産)などがある。荒砥と中砥の中間用に天草砥や白砥(愛媛県宇和島産)などが使用される。…

※「青砥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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