食用赤色2号(読み)しょくようせきしょくにごう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「食用赤色2号」の意味・わかりやすい解説

食用赤色2号
しょくようせきしょくにごう

法定食用色素で,食品添加物に指定された人工色素 (アゾ色素) 。赤 (暗) 褐色の粒 (末) で無臭。水,プロピレングリコールに溶解する。一般名はアマランス。食品を赤く着色するのに古くから用いられ,合成色素のなかでは広く多量に使用されているものの一つであるが,人体への害作用の有無をめぐって論争が続いている。国連食糧農業機関 FAOと世界保健機関 WHOは1日の体重 1kgあたりの摂取許容量を暫定的に 0.75mgと定めている。

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栄養・生化学辞典 「食用赤色2号」の解説

食用赤色2号

 →アマランス

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