首丁頭巾(読み)シュチョウズキン

デジタル大辞泉 「首丁頭巾」の意味・読み・例文・類語

しゅちょう‐ずきん〔シユチヤウヅキン〕【首丁頭巾】

中世、僧または法師武者戦いのときにかぶった頭巾。麻布製。黒布をくくり、後方を広げて、1か所を綴じたもの。出張頭巾

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精選版 日本国語大辞典 「首丁頭巾」の意味・読み・例文・類語

しゅちょう‐ずきん シュチャウヅキン【首丁頭巾】

〘名〙 侍法師(さぶらいほうし)のかぶる頭巾。麻布製で、頂辺中央をとじたもの。出張頭巾(しゅっちょうずきん・しゅっちょうときん)
源平盛衰記(14C前)一二「或は鴟兜(とびかぶと)に鎧著たり、或は首丁頭巾(シュチャウヅキン)に腹巻きたりなんどして」

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