…また江戸時代に一般的に使われた侍という用語には,儒教思想の士と重なった農工商に対する治者階級の意味が強まるが,法制上の用語としては,幕府では御目見(おめみえ)以上の旗本,諸藩では中小姓以上に侍を限定しており,徒(かち)・中間(ちゆうげん)などの下級武士とは峻別されていた。 なお,中世には高貴な出自の僧侶につかえた僧形の侍者を〈侍法師〉とよんだが,この侍の用語には,格式の高い寺院につかえる武士を〈寺侍〉とよんだ江戸時代の用語と違った,古代的な特徴が認められる。【福田 豊彦】。…
※「侍法師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...