鰐塚山(読み)わにつかやま

日本歴史地名大系 「鰐塚山」の解説

鰐塚山
わにつかやま

田野町・南那珂郡北郷きたごう町・北諸県きたもろかた三股みまた町の境界に位置する鰐塚山地の最高峰。標高一一一八・八メートル。北部は清武きよたけ川上流部の別府田野びゆうたの川の谷で清幹せいかんの滝がかかる。南部は広渡ひろと川、西部は沖水おきみず(大淀川水系)の各源流部の谷である。稜線北西南西・東に延び、南西のゆきが峰(八五三・一メートル)、南のやなぎ(九五二・三メートル)、東の朝陣野あさじんの(八三九・五メートル)に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鰐塚山の言及

【鰐塚山地】より

…宮崎平野の南部から志布志湾にかけての山地。最高峰は鰐塚山(1119m)。地質はほぼ西半分が中生層,東半分が第三紀層である。…

※「鰐塚山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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