ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鳥羽屋里長(2世)」の意味・わかりやすい解説 鳥羽屋里長(2世)とばやりちょう[にせい] 常磐津節,富本節の三味線方。1世鳥羽屋里長の高弟。目が不自由だった。初名里桂。師とともに富本から常磐津に転じ,師の富本復帰の際は常磐津に残り,故沢と改姓。寛政7 (1795) 年鳥羽屋姓に復し,里慶と称し,翌年里長襲名。同 10年再び富本に転じた。富本『山姥』『忠信』は彼の作曲といわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報