黒穂病(セントオーガスチングラス)

飼料作物病害図鑑 の解説

黒穂病(セントオーガスチングラス)

1998年5月に沖縄県今帰仁村の芝地発生を確認した。病徴は出穂開花後 に種実が黒穂化し,表面は初め灰色の薄い外皮に被われるが,すぐに破れて黒粉(黒穂胞子)を飛散する。穂のほとんどすべての種実が侵されるため,穂は濃褐 色粉状を呈する。やがて黒穂胞子はすべて飛散し,花軸だけが残る。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

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