鼈甲蜻蛉(読み)ベッコウトンボ

デジタル大辞泉 「鼈甲蜻蛉」の意味・読み・例文・類語

べっこう‐とんぼ〔ベツカフ‐〕【×鼈甲蜻蛉】

トンボ科の昆虫。体長4センチくらい。体色は、羽化後は黄褐色、ついでオリーブ色に変じ、老熟すると茶褐色になる。4枚のはねのそれぞれ3か所にべっこう色の紋がある。低湿地池沼にすむ。第二次大戦前は鹿児島県から宮城県まで広く分布していたが、現在では静岡県の一部地域など局所的となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鼈甲蜻蛉」の解説

鼈甲蜻蛉 (ベッコウトンボ)

学名Libellula angelina
動物。トンボ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android