最新 地学事典 「ωスキャン」の解説
オメガスキャン
ωスキャン
ω-scan
単結晶回折計による逆格子点の強度測定の一方法で,計数管はその逆格子点の最も強度の強い点に固定しておき,十分幅の広い受光スリットを使用する。一方,結晶は反射の起こる位置近くを一定の角速度で回転させる。スキャンの方法としては安全なものであるが,白色X線などによるバックグラウンドが高い場合に測定誤差が大きくなる短所がある。より精度の高い測定には,二重フィルターあるいは結晶モノクロメーターを使用するか,あるいは2θ/ω-スキャン法が望ましい。
執筆者:河原 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

