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「発掘!あるある大事典」捏造(ねつぞう)事件 はっくつあるあるだいじてんねつぞうじけん

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知恵蔵2015の解説

「発掘!あるある大事典」捏造(ねつぞう)事件

2007年1月、フジテレビ系で放送された関西テレビ制作のバラエテイー番組「発掘!あるある大事典II」で、番組の根幹部分が捏造されていた事件。この番組は納豆を食べるとやせられるとする内容で、放送終了後は納豆の売り上げが急増するなどの反響を呼んだ。ところが、納豆にダイエット効果があると証言していたはずの米国の大学教授のコメントや実験データなどが捏造であったことが判明し、番組は打ち切られ、関西テレビ社長は辞任に追い込まれた。事態を深刻に受け止めた民放連は関西テレビを除名処分にしたが、政府は「捏造放送」への行政処分を強める放送法改正案を国会に提出。これに対してNHKと民放連はBPO(放送倫理・番組向上機構)の中に強い権限を持つ「放送倫理検証委員会」を新たに設け、政治介入を招かないための自律路線を明確にした。また、この事件は番組を外部プロダクションに発注するテレビ局チェック体制の甘さなども浮き彫りにした。関西テレビは、外部有識者を集めて「放送活性化委員会」をつくり、その提言を受けて社内改革に取り組み始めた。 

(隈元信一 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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