アイダ鉱(読み)アイダこう

最新 地学事典 「アイダ鉱」の解説

アイダこう
アイダ鉱

idaite

化学組成Cu3FeS4の鉱物。Cuが少量過剰になることもある。六方晶系,空間群P63/mmc,格子定数a0.390nm,c1.695 単位格子中1分子含む。結晶構造はコベリンに似る。通常,薄板状結晶。金属光沢を有し,斑銅鉱(銅赤色)に似るが変色しない。硬度2.5〜3.5,比重4.21。反射顕微鏡下では変色していない斑銅鉱に似るが反射異方性が強く,反射多色性も顕著で,赤燈~黄灰色に変化する。斑銅鉱の葉片状分解生成物で,一般に細い紡錘状黄銅鉱を伴う。発見地,ナミビアのIda鉱山にちなみG.Frenzelが命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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