アイヌ山葵(読み)アイヌわさび

精選版 日本国語大辞典 「アイヌ山葵」の意味・読み・例文・類語

アイヌ‐わさび【アイヌ山葵】

  1. 〘 名詞 〙 アブラナ科多年草北海道山地湿地に生える。花茎は高さ三〇~五〇センチメートル。葉は柄があり五~九の卵形先端が丸みを帯びた小葉に分かれて数枚互生。夏白色の十字花多数つける。別名エゾワサビ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアイヌ山葵の言及

【ワサビダイコン(山葵大根)】より

…4~5月にとう立ちして多数の白い十字花が咲く。日本へは明治初年にアメリカから導入され,北海道では川沿いの湿地に野生化し,俗にアイヌワサビと呼ばれている。根を刻んだり,おろしたりして調味料に用い,フランス語のレホールraifort sauvageという名でも知られている。…

※「アイヌ山葵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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