あいりん地区(読み)あいりんちく

共同通信ニュース用語解説 「あいりん地区」の解説

あいりん地区

大阪市西成区のJR新今宮駅南側一帯約0・6平方キロメートルを指し、旧地名の「釜ケ崎」とも呼ぶ。東京・山谷と並ぶ日本最大級の日雇い労働者の街で、簡易宿泊所(ドヤ)が密集路上生活者も多い。1960年代以降、警察官に不満を募らせた労働者が西成署を襲うなど暴動がたびたび発生したが、近年住民の高齢化が進んでいる。安く泊まれる場所として訪日外国人の滞在先にもなっている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「あいりん地区」の意味・わかりやすい解説

あいりん地区
あいりんちく

旧称釜ヶ崎。大阪市西成 (にしなり) 区北東部,山王 (さんのう) ,太子 (たいし) ,萩之茶屋 (はぎのちゃや) を中心とする地区。大正中期頃から失業者や日雇労働者の滞留地となり,第2次世界大戦後特に「ドヤ」と呼ぶ簡易宿泊所が増加。かつては東京の山谷と並び称せられるスラム街であったが,1961年8月の釜ヶ崎騒動を契機に住民の福祉更生対策が積極的となり,66年現名に改称。あいりん総合センターはじめ諸更生施設を建設,宿泊所の改善なども進められている。

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