デジタル大辞泉 の解説 アイール‐と‐テネレ‐の‐しぜんほごく【アイールとテネレの自然保護区】 《Réserves naturelles de l'Aïr et du Ténéré》ニジェール中部の自然保護区。サハラ砂漠南部のアイール山地とテネレ砂漠にまたがる。ダマガゼルやパタスモンキーをはじめとする絶滅危惧種を含むさまざまな野生動物が確認されており、また山中の岩盤には多くの岩絵が残る。1991年に世界遺産(自然遺産)に登録されたが、保護区内に住む遊牧民族トゥアレグ族が独立を求めたことから内戦の舞台となり、1992年、危機遺産リストに登録された。アイルとテネレの自然保護区。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例