アカカンガルー(読み)あかかんがるー(英語表記)red kangaroo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカカンガルー」の意味・わかりやすい解説

アカカンガルー
あかかんがるー
red kangaroo
[学] Macropus rufus

哺乳(ほにゅう)綱有袋目カンガルー科の動物。雄は頭胴長約1.6メートルに達し、カンガルー類のなかで最大種の一つである。オーストラリア草原10~12頭の群れで生活している。

[中里竜二]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アカカンガルー」の意味・わかりやすい解説

アカカンガルー
Macropus rufus; red kangaroo

有袋目カンガルー科。体長は雄 130~160cm,雌 88~110cmで,カンガルー類中の最大種。体毛は柔らかく,体色は,雄では栗色または赤黄褐色,雌では青灰色。丘陵地帯の乾いた草原に 10~12頭の群れをつくって生活する。群れは成長した雄2~3頭と成長した雌と子供から成る。夕方から明け方にかけて活動し,おもに草類を食べる。近縁オオカンガルー (低木林の暗色の土壌地帯に分布) と生息環境がやや異なる。オーストラリアに分布する。

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