ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アガジャリ油田」の意味・わかりやすい解説 アガジャリ油田アガジャリゆでんAgha Jari oil field イラン内陸に位置するイラン最大級の油田。1936年アングロ・イラニアン石油(→BP)がアバダンの東 145kmに発見した。1944年生産を開始したが,1951年イランで石油産業の国有化政策がとられ,今日ではイラン国営石油会社 NIOCが操業を行なっている。産油量は 1974年には日量 101万バーレルに達したが,老朽化とイラン=イラク戦争や経済制裁による補修不足のため,2007年には日量 20万バーレルまで落ち込んだ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by