アキカウリスマキ(英語表記)Aki Kaurismäki

現代外国人名録2016 「アキカウリスマキ」の解説

アキ カウリスマキ
Aki Kaurismäki

職業・肩書
映画監督,脚本家 ヴィレアルファ設立者

国籍
フィンランド

生年月日
1957年4月4日

出生地
ヘルシンキ近郊オリマティラ

本名
Kaurismäki,Aki Olavi

学歴
ヘルシンキ大学メディア学科

受賞
全米映画批評家協会賞外国映画賞(1990年度)〔1991年〕「真夜中の虹」,ベルリン国際映画祭FIPRESCI賞(ヤング・フォーラム部門)〔1992年〕「ボヘミアンの人生」,カンヌ国際映画祭グランプリ(第55回)〔2002年〕「過去のない男」,カンヌ国際映画祭FIPRESCI賞(第64回)〔2011年〕「ル・アーヴルの靴みがき

経歴
大学在学中に映画に興味を持ち、批評家として活動を始める。1981年ロック・ドキュメンタリー「サイマー湖宣言」を兄のミカ・カウリスマキと共同監督。同年兄と映画製作会社・ヴィレアルファを設立。兄の第2作「嘘つき」(’80年)より脚本に参加し、独学で映画作りを学ぶ。’83年「罪と罰」で長編監督デビュー。2002年「過去のない男」でカンヌ国際映画祭グランプリを獲得し、世界的な人気監督となる。他の作品に“激情三部作”「パラダイス夕暮れ」(1986年)「真夜中の虹」(’88年)「マッチ工場の少女」(’90年)や「ハムレット・コーズ・ビジネス」(’87年)、「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」(’89年)、「コントラクト・キラー」(’90年)、「ボヘミアンの人生」(’92年)、「レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う」「愛しのタチアナ」(’94年)、「浮き雲」(’96年)、「白い花びら」(’99年)、「街のあかり」(2006年)、「それぞれの映画館/THE FOUNDRY」(2007年)、「ル・アーヴルの靴みがき」(2011年)など。自作すべての脚本を手がけている。1997年東京国際映画祭ではヤングシネマ審査委員を務めた。2000年4月来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android