アクロティリ遺跡(読み)アクロティリイセキ

デジタル大辞泉 「アクロティリ遺跡」の意味・読み・例文・類語

アクロティリ‐いせき〔‐ヰセキ〕【アクロティリ遺跡】

《Akrotiri/Ακρωτήρι》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶティラ島(サントリーニ島)の南端にある、クレタ文明時代の古代都市の遺跡。紀元前1500年頃の大噴火による火山灰で埋没したと考えられている。1967年の発掘調査で保存状態のよいフレスコ壁画をはじめ、土器・青銅器などが発見され、高度な文明を築いていたことが明らかになった。

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世界大百科事典(旧版)内のアクロティリ遺跡の言及

【サントリニ[島]】より

…この軽石,火山灰はデイサイト質で,ポゾランセメントの材料としてスエズ運河建設にも大量に使用された。ギリシアの考古学者マリナトスS.Marinátos(1901‐74)らはティラ島でこの軽石に埋積された古代都市(アクロティリ遺跡)を発掘し,この大噴火でミノス文明が破滅的な被害を受けたことを明らかにしている。ギリシアの哲学者プラトンが記した失われた大陸アトランティスの伝承(アトランティス伝説)は,この大噴火による悲劇を伝えるものだと信ずる人もいる。…

※「アクロティリ遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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