アスクレピオン(その他表記)Asklepieion/Ασκληπιείον

デジタル大辞泉 「アスクレピオン」の意味・読み・例文・類語

アスクレピオン(Asklepieion/Ασκληπιείον)

ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶコス島の北東部にある遺跡。古代ギリシャの医術の神アスクレピオス聖域であり、医師ヒポクラテスが創設した治療院、医学校があった場所と考えられている。ドリス式イオニア式神殿のほか、古代ローマ時代に造られた浴場の跡などが残っている。アスクレピオスの遺跡。
トルコ西部の都市ベルガマ(古代都市ペルガモン)にある遺跡。古代ギリシャの医術の神アスクレピオスの聖域であり、治療院、劇場、図書館などがあったと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android