アタカマ天文台(読み)アタカマテンモンダイ

デジタル大辞泉 「アタカマ天文台」の意味・読み・例文・類語

アタカマ‐てんもんだい【アタカマ天文台】

チリ北部、アタカマ砂漠のチャナントール山頂にある東京大学天文台。標高5640メートルの地上最高地点に設置した光学赤外線望遠鏡を用いて、宇宙初期の銀河や誕生間もない星を観測し、銀河や惑星起源解明を目指す。2009年から口径1メートルの望遠鏡による観測を開始。6.5メートル望遠鏡の運用開始は2024年を予定している。東京大学アタカマ天文台TAO(The University of Tokyo Atacama Observatory)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android