アダエラチオ(その他表記)Adaeratio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アダエラチオ」の意味・わかりやすい解説

アダエラチオ
Adaeratio

ローマ帝政期,諸賦課物納から金納に代えること。政府によって市価標準に,ときには恣意的に換算額が決められ,4世紀の中頃以後,おもに黄金が用いられた。馬,牛,軍服などの賦課が最も早く,地租も5世紀には金納化された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む