ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アナウペルン」の意味・わかりやすい解説
アナウペルン
Anaukpetlun
[没]1629
ビルマ (現ミャンマー) ,タウングー朝第5代の王 (在位 1605~28) 。叔父にあたる先王ナンダ・バインがタイのアユタヤ朝との戦いで敗死し,国内が混乱に陥っていたのを鎮定し,再統一に成功した。さらに王は南下して海岸地方に拠るポルトガル人の勢力を一掃し,タイ北西部のチエンマイを奪った。しかしアユタヤ攻略を計画中,弟のタルンにより暗殺された。
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