アナログ伝送(読み)アナログでんそう(その他表記)analogue transmission

改訂新版 世界大百科事典 「アナログ伝送」の意味・わかりやすい解説

アナログ伝送 (アナログでんそう)
analogue transmission

音声信号やテレビジョン信号のように,時間に対してその振幅が連続的に変化する電気信号をアナログ信号という。これに対して,アナログ信号を一定時間間隔で標本化し,その標本値を量子化して,離散的な数値系列として表した信号をディジタル信号という。データなどは,それ自体ディジタル信号と考えられる。アナログ信号は,アナログ-ディジタル変換器によってディジタル信号に変換され,逆に,ディジタル-アナログ変換器によってアナログ信号に戻される。一つのアナログ信号,あるいは,それによって搬送波を変調した信号を,通信路を介して伝送する方式を総称してアナログ伝送方式という。一方,PCM方式(パルス符号変調)で代表されるディジタル伝送方式では,アナログ信号の標本値を0,1の二進符号系列に変換し,0,1を表すパルス,あるいは,これによって搬送波を変調した信号によって情報を伝送する。アナログ伝送方式は,構成が比較的簡単であり,従来広く用いられてきた。ディジタル伝送方式は,構成が複雑となるが,本質的に0,1の信号だけを取り扱うため,雑音妨害に強く,高精度の伝送が可能である。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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