あな憂(読み)あなう

精選版 日本国語大辞典 「あな憂」の意味・読み・例文・類語

あな‐う【あな憂】

  1. 〘 連語 〙 ( 感動詞「あな」と形容詞「うい」の語幹「う」をつづけて用いたもの ) ああつらいことよ。
    1. [初出の実例]「あなうめに常なるべくも見えぬかな恋しかるべき香はにほひつつ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四二六)
    2. 「『あなう』と思へど、恩愛にほだされて」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む