精選版 日本国語大辞典 「あな憂」の意味・読み・例文・類語 あな‐う【あな憂】 〘 連語 〙 ( 感動詞「あな」と形容詞「うい」の語幹「う」をつづけて用いたもの ) ああつらいことよ。[初出の実例]「あなうめに常なるべくも見えぬかな恋しかるべき香はにほひつつ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四二六)「『あなう』と思へど、恩愛にほだされて」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例