アニェイン・ポエー(その他表記)Anyein Pwe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アニェイン・ポエー」の意味・わかりやすい解説

アニェイン・ポエー
Anyein Pwe

ビルマ (現ミャンマー) の舞踊劇。 18~19世紀にはコンバウン朝の宮廷芸能であった。ビルマでは純粋に舞踊だけが演じられることは少く,これも伝統古典音楽や西洋音楽伴奏として舞踊,民謡寸劇コメディーで構成されるバラエティーショーである。毎年2月下旬と 11月下旬,首都ラングーン近郊のシュエダゴン・パゴダの大祭には,寺院近くに竹を組立てて仮設した舞台で,この舞踊劇をはじめさまざまな芸能が演じられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android