ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アバンティ」の意味・わかりやすい解説
アバンティ
Avanti
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…大国とはマハージャナパダmahājanapadaの訳で,マハーは〈大きい〉,ジャナパダは〈人間の居住地〉を意味する。国名は経典によって若干の相違があるが,パーリ語原始仏教経典によれば,アンガAṅga,マガダ,カーシーKāsī(カーシKāsi),コーサラ(国),バッジVajji,マッラ,チェーティCeti,バンサVaṃsa,クル,パンチャーラ,マッチャMaccha,スーラセーナSūrasena,アッサカAssaka,アバンティAvanti,ガンダーラGandhāra,カンボージャKambojaである。ガンガー(ガンジス)川流域諸国が大部分を占めたが,ガンダーラ,カンボージャなどの西北辺境地域,デカン西部のアッサカなどの国々も含まれている。…
…15年ムッソリーニとともに第1次世界大戦へのイタリア参戦を支持し,大戦後もファシズム運動に参加した。しかしその反労働者政策をみて反ファシズムに転じ,21年社会党に入党し,機関紙《アバンティ!》を指導(1923‐25)。自治的,プラグマティックな社会主義を目ざしロッセリと協力,反ファシズム地下活動を継続した。…
…イタリアの政治新聞。参戦論に転向して社会主義紙《アバンティAvanti》の主筆を追われたムッソリーニが1914年ミラノで創刊した。19年ムッソリーニがファシスタ党を結成するに及び,その機関紙となる。ムッソリーニの権力掌握後は,イタリアの〈公〉的意見,見解を代表する新聞として勢威を振るった。25年,そのローマ版として《ポポロ・ディ・ローマPopolo di Roma》を出す。ムッソリーニの失脚,党の解体とともに消滅した。…
※「アバンティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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