ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフタバーナ」の意味・わかりやすい解説 アフタバーナafterburner 自動車,ジェット推進機関などの排気ガス燃焼装置。自動車の場合は主として排気ガス中の一酸化炭素や炭化水素を酸化させて排気ガスを浄化するために用い,エンジンの燃焼室から出る排気ガスを直接燃焼させるものであるが,現在はあまり使われていない。ジェット推進機関の場合では,タービンから出た排気ガス中に燃料を噴射して燃焼させることにより一時的に出力を増大させるために用いられる。離陸時で最大 40%,高速飛行の場合にはさらに大きな割合で推力を増すことができる。機関重量はそれほどふえないが,アフタバーナ作動時における燃料消費の増加は顕著である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by