関連する複数のファイルを1つのアイコンにまとめたファイル形式。Mac OS 9から採用された。最近のアプリケーションは、アプリケーション本体のみでは動作せず、共有ライブラリーやプラグインなどの外部のファイルを利用することによって複雑な機能を実現しているものが多い。その場合、アプリケーション自体のアイコンのもつ意味が薄れてしまう。そこでアプリケーションが提供するすべての機能を1つのアイコンにまとめたものがアプリケーションパッケージ。パッケージ化されたアプリケーションは、Mac OS 9のFinderでは1つのファイルのように見える。ただし現状ではパッケージ型ファイルはほとんどない。iMac DVなどに付属するiMovieはアプリケーションパッケージと同じ構造を採用しており、Apple社のPackage Toolというソフトを使えばパッケージ化できる。