アポルダ(読み)あぽるだ(その他表記)Apolda

デジタル大辞泉 「アポルダ」の意味・読み・例文・類語

アポルダ(Apolda)

ドイツ中部、チューリンゲン州都市イエナの北西約10キロメートル、イルム川沿いに位置する。18世紀から19世紀にかけて織物業で栄えた。鐘の鋳造で知られ、博物館がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アポルダ」の意味・わかりやすい解説

アポルダ
あぽるだ
Apolda

ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。チューリンゲン盆地東縁の、標高182メートルにある。1949~1990年は旧東ドイツに属した。人口2万5900(2000)。住民のほとんどはプロテスタントである。刺しゅうと織物皮革製品化学製品、機械器具などを生産する。18世紀以来、鐘の鋳造で有名である。

[佐々木博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アポルダ」の意味・わかりやすい解説

アポルダ
Apolda

ドイツ中部,チューリンゲン州の都市。ワイマール東北東約 15kmのイルム川沿いに位置する。 13世紀に都市権を獲得。 1666年までマインツ大司教領に属した。鐘の鋳造で知られ,鐘の博物館がある。メリヤス類,皮革製品,染料などを産する。人口2万 8965 (1980) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android