日本大百科全書(ニッポニカ) 「アマディアス湖」の意味・わかりやすい解説 アマディアス湖あまでぃあすこLake Amadeus オーストラリア、ノーザン・テリトリー南西部にある干上がった湖床。マクドネル山脈とマスグレーブ山脈との間にあり、エアーズ・ロックの北50キロメートルにあたる。北西から南東に延び、長さ125キロメートル、幅20キロメートル足らず、面積880平方キロメートル。北西に同種の湖床ニール湖が連なる。付近では地下水を利用した粗放なウシの放牧がみられる。地下に天然ガスがあるといわれるが未開発。1872年にガイルズが到達し、湖名はスペイン王アマデオに由来する。[谷内 達] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例