ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アミノ糖抗生物質」の意味・わかりやすい解説 アミノ糖抗生物質アミノとうこうせいぶっしつ ストレプトマイシン,カナマイシン,ゲンタマイシン,フラジオマイシンなどがある。広範囲抗菌スペクトルをもち,グラム陰性桿菌に対しても有効である。特に抗酸性菌 (結核菌) に有効で PASや INAHと併用して結核の治療に使用される。消化管からの吸収は悪い。耐性が発現しやすい。副作用が強く,神経系障害として特に聴神経障害が著明である。過敏性反応には皮疹,皮膚炎,発熱があり,そのほか造血器障害,腎障害がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by