アム・ハア=レツ(その他表記)`am ha-aretz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アム・ハア=レツ」の意味・わかりやすい解説

アム・ハア=レツ
`am ha-aretz

古代イスラエルにおいて,自分土地をもつユダの成年男子をさす言葉ヘブライ語で「地の民」の意。しかし,バビロニア捕囚後には異教徒と混交した田舎者をさすようになり,タルムードでは宗教的戒律を守らない人々,さらには一般に愚者を意味するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android